2024年3月30日土曜日

英文訓読法の実際 Ver.3

 英文を日本語に訳しやすいように特殊な表記を施している。
これは私が考案したもので、英文訓読法と名付けた。
理屈は簡単である。句や節、長い目的語で英文をいくつかに区切り、その下に日本語訳を付けた。
「楔(くさび)」で区切った。楔にはいろいろな種類がある。それをらを説明していく。


どのように日本語訳を付けるのか
cf) 日本語に訳す時に後ろから返って訳すことがあるが、返って訳す部分があまりに短い時には、あえて楔で区切らない。

このように区切って日本語訳を付すのも良いが
このように分かり易い英語の場合は下の様に訳を付けるのも良い。

不定詞 不定詞には名詞的用法、副詞的用法、形容詞的用法がある。

名詞的用法 


 

真主語で名詞的用法の扱い



 
 
真主語で名詞的用法の場合は下記の楔で区切る

 
 

 
 

 

 

 

  不定詞の副詞的用法


 

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  不定詞の形容詞的用法
私にはする沢山の仕事がある

 
    
節には、対等節、従属節がある。従属節には名詞節、副詞節、形容詞節がある。
 
対等節

 
 
 
 
従属節 
● 名詞節

 

 
 
 
真主語、真目的語の場合の名詞節 

 


 
 
 同格の名詞節

 

 
 
 
● 副詞節 

 

 
 
 
 
 
 
● 形容詞節 

 
 
 
 
 
 
* 節の中の主語、動詞のマーカーの位置 


 
 
従属節の接続詞には以下のようにマークした     
則ち、関係詞には茶色、関係詞以外の接続詞には青のマークである 

美観やあまりに明らかなものにはマークしないことも多々ある
 
 
分詞構文


 分詞構文は分かりにくい、という人もいるのだが、何度もこのような訓読法で見ていくと、だんだん分かって来るものである。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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