先の記事で重厚な本はしっかりと読まないと分からない、と述べた。
重厚な本 いろいろあるが、武士道もその一つ。
これは、sns の書き込みを読むように読める物ではない。
しっかりと体に刻みつけるように読まなくてはいけない。
どうするか、というと私の提案だが、「やわらかな暗記」も併せて行うべきだ。
そうして、ゆっくりとであるが着実に進まなくてはならない。
その例を示す。
まず、英文訓読法でしっかりと理解する。
吉田松陰先生も似たようなことをおっしゃっている。
そしてこれを埋められるように努力する。その過程で、この難しい英文も、そしてそれと同じくらい難しい日本語訳も、あまり見慣れていないかもしれない、正漢字、歴史的仮名遣いにも慣れてくる。
このような過程を経て、「教養」というものが身につくのである。
「教養」が身につくとどういうことが起こるか、というと、世の中の真理を見通す力が身につくのである。
そのような力を身につけることは、武道の稽古をすることと同じ。
このような「稽古」こそが身を助け、人生を大きくするのである。
吉田松陰先生も似たようなことをおっしゃっている。
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