映画の予告編や短編クリップの台詞を英文訓読法で字幕をつけることをやっている。
今の時点で12本ほどやった。
このようにやっていると何やら自分の耳が変わって来たような気がする。
英語を日本語を聞くように理解できるのか、と言われたら、それはないだろう。
だが、確実に、2-3割聞こえて来た。
するとだいぶ聞こえて来たような気がしている。
つまりこれはどういうことなのか。
私は映画のセリフを聞く訓練を行っているわけである。
訓練をしたから少しばかりその能力がアップした、ということである。
何もすごい事を申し上げているわけではない。
何でも訓練すればできるようになる、というだけである。
映画を字幕なしで見られるようになりたい、という願望を多くの人が抱いているようだ。
だが、その訓練をしたことがあるだろうか。
私の経験では同じ映画を何度観ても何も変わらなかった。
日本語の字幕ではなくて英語字幕で見ると喋っていることが多少分かるが、英語が聞こえるようになったとは思えなかった。
何でも物事というものは、できるように成るために訓練が必要である。
要は訓練の方法が大事である。
訓練というものはある程度の根気とか頑張りは必要だが、訓練自体、ある程度楽しくて、効率の良いものでなくてはならない。
セリフが聞こえるようになるためには、英語のセリフを日本語で完全に理解することが必須である。聞いていると自然に分かるようになる、などということはあり得ない。訓練としても非効率極まりないものである。
日本語でセリフを理解するには英文訓読法が大変やりやすい。
また、映画は最高の教材である。楽しいのである。
ストーリー、セリフ、映画俳優・・・どれもが一流。
あっという間に、それこそ時間を忘れて見てしまう。
それが効率の良い勉強となろう。
さて、12本くらいこのようなものを作ったら、英語の聞き取り能力が2-3割上がったように実感していると述べた。
さらに、12本くらい作れば、また、2-3割上がるだろう。
一つ思いついたことがある。
昨今の高校入試も大学入試も英語においてヒアリングの比重が非常に大きくなっている。
この問題は、英語を聞いて、4−5個の選択肢から選ぶ事が主体であるが、こんな勉強ばかりしてもダルいと思う。すぐ嫌になるだろう。
この小生の作った映画の予告を見て勉強すると英語が聞こえるように成る。
すると、高校入試、大学入試のヒアリングにも相当効果があると思うが、いかがであろうか。
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